「商談の成否は、事前準備でほぼ決まる」と言われます。
しかし、いざ準備をしようと思っても、何から手をつければいいのか迷った経験はありませんか?
本記事では、訪問時・Web商談時に欠かせない基本チェックや、相手企業のリサーチ方法など、明日からすぐに使える具体的なポイントを紹介します。
しっかりと準備を整えれば、自信を持って商談に臨めるはずです。
まずは、基本的な下準備から一緒に見直してみましょう。
こんな人のためにかきました
・商談前の準備に不安がある人
・より良い商談を目指したい人
目次
1. 訪問先やWeb環境の基本チェック
訪問とWeb商談で準備が異なります。
以下のチェックリストを確認しましょう。
- 訪問の場合
- 場所・時間・移動時間を必ず確認しましょう。
- 近くのカフェやコンビニなどをチェックしておき、最低でも10分前には現地に到着する。
- 万が一の公共交通機関の遅延やトラブルに備え、早め行動を心がける。
- Web商談の場合
- WebシステムのURL、使用ツールの動作確認を事前に必ず行う。
- カメラやマイク、ネット環境(モバイルWiFiなど含む)をチェックし、トラブルを未然に防ぐ。
2. 訪問先企業のリサーチ
- 企業公式サイトやニュースリリース、業界サイトを活用して、
- 会社概要(沿革・社員数・売上)
- 歴史や現在抱えていそうな課題
- 競合他社の動向
などを把握しておくと、会話がスムーズになります。
- 事前に知識を身につけた状態で商談に臨むと、先方からも「しっかり準備してきている」と高評価を得やすい。
3. 参加予定者・役職の確認
- 商談に参加予定の方の役職、仕事内容を調べる。
- LinkedInや企業サイトの役員紹介・社員インタビュー欄などが参考になる。
- LinkedInや企業サイトの役員紹介・社員インタビュー欄などが参考になる。
- 追加で誰を連れてくるかの可能性も想定する。
- 技術職の人、上司、役員が出席するかもしれない。
- 購買部門が絡む場合は価格交渉がメインになるケースもあるので、その対策を考えておく。
4. 資料の準備(印刷も重要)
- 資料は何かしら印刷をしておく
- 手ぶらでは行かないことです。紙の資料はメモを取りやすく、記憶に残りやすいです。
- 万が一PCやネットにトラブルが起きた場合の保険にもなります。
- 名刺やPC、モバイルWiFi、筆記用具などの備品チェック
- 名刺が十分な枚数あるかは特に要確認。営業で名刺切れはご法度ですよ。
5. 身だしなみとコンディション管理
- スーツはシンプルで清潔感重視
- ワイシャツはクリーニング上がりのもの、靴は磨かれカカトのすり減りもないものを選びましょう。
- ワイシャツはクリーニング上がりのもの、靴は磨かれカカトのすり減りもないものを選びましょう。
- 当日の体調・空腹具合
- なるべく軽めの食事で空腹に近い状態で臨みましょう。
- 食後だと眠くなるうえ、トイレに行きたくなるなどトラブルの元です。
6. まとめ&次回予告
ここまでで「商談の基本的な下準備」と「当日までに気をつけるべきポイント」をお伝えしました。
次回は、値引き交渉や商談の流れをシミュレーションするコツ、そして具体的にどこまでの条件なら応じられるのかを社内調整しておく重要性などにフォーカスしていきます。
値引交渉と当日の準備ついてはこちらの別記事に書きました。ぜひご覧ください。
以上、「【第1回】商談前の準備①:訪問・Web商談の基本とリサーチ」でした。