営業に限らず、人と接するとき、あなたは“眼だけ”で相手を見ていませんか?
体をしっかり相手に向けず、首や目線だけでやり取りするのはよくありません。
どこか失礼に見えたり、不信感を与えることもあります。
本記事では、なぜ体ごと相手に向けて“全身で見る”ことが信頼を高めるのか、そしてどのように実践すればよいかをご紹介します。
1.なぜ「眼だけで見ない」ことが大切なのか
営業の現場では、相手に信頼してもらうことが何より重要です。
顔や目線だけで相手を追いかけてしまうと、じっとりと視線を向けられている印象を与えます。
カメレオンのように首や眼球だけを動かして相手を見る姿は、不自然で挙動不審に見えてしまいます。
2.正面に向き合うだけで得られるメリット
体ごと相手に向けると、不思議なことに相手との距離が近くなり、話しやすい雰囲気が生まれます。
これは「自分の話をちゃんと聞いてくれている」と感じてもらえるからです。
ただ相手の顔を見るのではなく、身体の方向ごと相手に向けることで、受け止め方や話す姿勢に誠実さが現れます。
3.体ごと向けることが生む“信頼感”
信頼される営業パーソンの多くは、上半身や体全体を相手にしっかり向けて話しています。
これは「あなたに興味があります」「あなたの話を大切に思っています」というメッセージを、言葉ではなく態度で示しているからです。
体を開いて向けることで、自分も相手もリラックスできます。
心理学的にも、全身を向け合う姿勢は相互理解の深まりに有効とされています。
4.座っているときも首だけ動かさない
商談やミーティングなど、座って話す場面は多いものです。
そのときも、椅子に浅く腰掛け、体をしっかりと相手の方向へ向けてみましょう。
首だけ動かして相手のほうを見ると、「本当に話を聞いているの?」と疑いをもたれてしまうことも。
5.まとめとワンポイントアドバイス
- アイコンタクト+体全体 で相手を捉える
- カメレオンのように首だけ動かすのは避け、自然な姿勢を心がける
- 座っているときも、体を相手の方向に向ける
些細な違いに思えるかもしれませんが、こうした姿勢があなたの説得力や信頼感を高めます。
営業スキルの武器となりますので、ぜひご活用ください。
以上、「眼だけで見ない」でした。